【ジャイサルメール観光編】歴史と宗教の謎に迫る町探検✨

インド

さて、今回はジャイサルメールの観光編!
砂漠ツアーの前後で行った各所の紹介を、現地ガイドさんから聞いた話と一緒に紹介します(⋈◍>◡<◍)。✧♡

歴史オタクブログにならないよう気を付けますッ!!

これからジャイサルメールに行く方の参考になったらうれしいです💟

ジャイサルメールについて

ジャイサルメールはインド北西にある国内最大の州、ラージャスターン州の町で
パキスタンとの国境から100キロの位置にあります。

シルクロード交易が盛んな時代には、中継地として莫大な富が流入し、
大きく栄えた都市国家でした。

そんな町は地元産のイエローサンドストーン(黄砂岩)でできていて、
太陽の光で金色に見えることからゴールデンシティと呼ばれています。

町は国内3番目に長い城壁に囲まれ、現在も人々は城壁の中で暮らしています。

行った場所

ジャイサルメール滞在は2日間。

1日目の午後からは砂漠ツアーに行ったので、
それまでの間と翌日、飛行機までの半日を
砂漠ツアーと同じガイドさんに案内してもらいました。☞ツアーについて

ちなみに費用は、1日目が2人で3,000ルピー(約5,100円)。
各入場料やランチ代は別。

2日目は事前に約束していなかったので聞いたところ
あなたが決めて」と言われたので(激困り)、
1日目と同じ3,000ルピーを2人分としてお渡ししました。

タイムスケジュールはこんなかんじ👇

【1日目】
10:45 空港でガイドさんと合流→車で中心街へ
    飛行機40分遅延で予定より遅いスタートに😢
11:00 ジャイサルメール城
    城内には入らず、城壁内を探検
12:00 ジャイナ教寺院
13:00 スカーフ調達

    少々高かったけど買ってよかったものの一つ!
13:30 金持ちハウス、ハヴェーリー見学
14:00 ランチ@別のハヴェーリーレストラン

    ラージャスターン州の郷土料理をオーダー
15:00 砂漠へ🚙💨

【2日目】
9:30  脱砂漠🐪
10:30 人工湖、ガディサール湖

    近くにある有名な門、ティロン・キ・ポルも忘れずに!
11:00 伝統工芸のシルバージュエリー屋さん見学
    買わずに退店、ちょい気まずい
12:00 王の墓園、バダ・バーグ
    墓だけど映えスポット、おすすめ
13:00 ラストジャイサルランチ
14:15 空港まで送ってもらい、解散🚙💨

    15:40発の便でデリーへ🛫
お花のネックレスをプレゼントしてくれましたが
ジャイナ教寺院に持ち込めず、1時間後に捨てられてしまいました😢笑

それではさっそく街中編行ってみましょう🎶

中世の町へタイムスリップ⌛✨

城壁を越えた瞬間、まるでRPGの世界

同じ色で作られた精巧な建物がずらりと並び、
ストリートミュージシャンが異国情緒あふれる音楽を演奏しています。

まだ何も見てないのに、「来てよかったねええ😭」と一旦感動タイム。

この城を築いたのは
12世紀の王、ラーワル・ジャイサル

だからジャイサルメール、めっちゃシンプル!

でも歴史はシンプルじゃない!!

何度も攻められた城

ガイドさんによると、この城はデリー方面からのイスラム勢力に
少なくとも2回、大規模な包囲を受けたとされているそう。

長期籠城の末、敗北を悟った王族や女性たちは
ジョーハルと呼ばれる集団自決を選びました。

城門に残る手形は、夫の死後に後を追った女性たちの名残とされるもの。
合計数万人もの女性が焼身自殺を遂げたそうです…

観光地だけど、歴史を聞くとかなり重い。

でもその歴史があるから、
ただの「映えスポット」じゃない。

ほかにも見てほしいのが、城壁が蛇行してるところ。

これは敵が一直線に攻め込めないようにするため。
防御ガチ勢です。

宮殿は幾代にもわたって増築が繰り返されてきたそうで、時代による建築様式の違いがあるとかないとか(説明がよくわかりませんでした🙃)。

皇族のお出ましポイント

📍一般人のたまり場

宮殿に隣接した広場には、王様が民衆にありがたいお話をするための場所が残っています。

一般人は広場(上の写真)に集まったそうですが、大臣や偉い人たちは
王座の下の階段状の場所に集ったそう。

大臣に代わってストリートミュージシャンが座ってました🎹

今回は行かなかったお城の内部は、日本語のオーディオガイドもあるそうなので
機会があれば再訪したい!

【絶対行くべき】街を一望できるレストラン

続いては、絶景ポイント。

The Panorama jaisalmer cafe restaurantというレストランに
写真を撮るためだけに立ち寄りました(˶ᐢωᐢ˶)

ガイドさんがいたから出来たこと(笑)

ここはほんと~~~に景色が良くて、
めっちゃおすすめ。

どこからレストランなのか良く分からない構造なので
食べる気なくても、この辺に行ったらいい感じの写真取れますのでぜひ!

ここは確実にレストランの席🤣


ジャイナ教寺院が異様に豪華な理由

城壁内にあるジャイナ寺院群。

外国人拝観料は300ルピー(複数のお寺に行ける)で、土足厳禁。
めっちゃ足の裏汚れそうだな、と思いましたが、意外ときれいでした(笑)

なお、一部エリアを除き写真撮影禁止です。

内部は細かすぎる彫刻。
天井までびっしり装飾。

一枚の岩を切り出して加工したものが多く、手間暇かかりまくりなデザインです。

ガイドさん曰く、
ジャイナ教徒は迫害を受ける時代もあったけど、
宗教に寛容なこの地域の王(王はヒンドゥー教)が保護をした。

その結果、周辺から像や文化財が集まり、寺院が発展した、とのこと。

しかもヒンドゥー様式と混ざったため、建築デザインがごちゃ混ぜ。

寺院には数千もの像や経典が保存されているそうです。

ちなみにわたしたちはParshavnath Temple
Chandraprabhu Jain Templeっていうところに行きました。*リンクはグーグルマップに飛びます

そもそもジャイナ教って?

世界史でチラッと習った記憶があるジャイナ教。

仏教と同じ時代にインドで生まれた宗教で、不殺生を徹底することで有名。
厳しい修行で輪廻からの解脱と涅槃(究極に悟った状態)を目指します。

インド人口の0.5%が信じる、マイナーな宗教です。

神の存在は否定、
自らの力で煩悩を打ち破り、解脱した24人の最高指導者=ティールタンカラを崇拝します。

ティールタンカラの見分け方

ジャイナ教には24人のティールタンカラがいますが
像の見た目はほぼ一緒

実はそれぞれにシンボルがあり、例えば1番目の人は牡牛。
台座の真ん中に描かれているので、そこで見分けるそうです。

また、ほかの像が大理石や黄色っぽい石で作られているのに対し、
23番目の人の像は黒い石で作られることが多いそう。ちなみにこの人のシンボルは蛇。

24人の中に序列があるのか、だれが人気なのか、など
聞けばよかったと後から思いましたが
初心者向け注目ポイントを教えてもらえて興味がわきました( ◠‿◠ ) ✨

ジャイナ教のガチ禁欲ルール

不殺生、禁欲、苦行を軸とするジャイナ教には宗派が2つ

  • シュヴェータンバラ派(白い服)
  • ディガンバラ派(基本的に裸だけど、実際は出家者のみ裸)

裸派の出家者でも女性は服を着るため、今世では解脱できないとされ
男性として生まれなおす来世で再び修業を積むそう。つらい…

そして驚きの食事ルール。

徹底したベジタリアンな上、「地上にできるもの」しか食べない!

つまり、じゃがいも・玉ねぎ・にんにくなども全部NG。
なぜなら、根菜は種の根絶につながり、土の中の微生物を傷つけるから。

徹底した本気の不殺生。
さらに、呼吸で微生物を殺めないように白いマスクをする人や
虫を踏みつぶさないよう、箒で掃きながら歩く人も。

もちろん不殺生は職業選択にも影響を与え、害虫を殺す農業や漁業はNG

商業や金融業を営む豊かな人が多いため、少ない信者数にもかかわらず
豪華な寺院が建てられる
そうです。

門もこんなに立派!!

立派なHaveliが面白すぎる

📍ナトマル・キ・ハヴェーリー

ハヴェーリーとは豪商や宰相の大邸宅のこと。
立派なファサードと中庭がある構造が特徴で、ジャイサルメールには有名なハヴェーリーがいくつかあります。

わたしたちが訪れたナトマル・キ・ハヴェーリーは、
ムスリムの兄弟建築家が左右別々に設計したという珍物件。

よく見ると、左右の彫刻が微妙~~に違う!

中央上部の庇、ミニ窓、出窓の下の支え部分(右のみライオンがいる)などに違いが!

案内してくれたのはこの家を建てた人の子孫(6代目くらい)。

家を建てたおじいは宰相だったそうで、この部屋は重要な話のために使われていたけど
女性はロフトのような場所から見ていたんだよ~、などと説明してくれました。

ここだけで1キロの金が使われているらしい…!

今も半分は住居、半分はお店。

お土産屋さんを兼ねていて、ラクダの骨を使った工芸品などを推されましたが
何も買わずに出られました。

時間がなかったからなのか、2階部分のみを見学させてもらいましたが
3階や屋上も見学できるみたいです(そちらは有料なのかも)。

勧められて買ったスカーフは正解だった話

ハヴェーリーに前後して、「砂漠は冷えるし、カシミヤなどは特産品だから」とガイドさんに連れていかれたスカーフ屋さん(店名失念、カマルさんが店主の店です笑)。

お店では、カシミヤ、パシュミナ(同じくヤギ毛だけどカシミヤより貴重)、ラクダ・子ラクダの製品をメインに扱っていました。
値段はラクダ毛のものが3,000ルピーぐらいから。

それより安い合成繊維のものも置いてあり、手触りの違いと
燃やした時の違いを実演(!)してくれました(笑)
(合成繊維は燃えかすが溶けて固まり、毛の場合はパラパラな燃えかすになる)

どんどん出してくれるので、床がぐちゃぐちゃに(笑)

厚手のものと迷って
薄手の子ラクダ毛のスカーフ(値切って3,000ルピー)を選びましたが
汎用性が高くて大正解。

日よけにも砂除けにも、インドっぽさを足すのにも大活躍でした💓

1日目ランチ

そのあとはやっと、お待ちかねのランチタイム😋

連れていかれたレストランは、またハヴェーリー!
ホテルになっているハヴェーリーのルーフトップレストランで、眺めが最高

ここ、ラージャスターン州の郷土料理Gatta Curryとガイドさんが頼んだピラフ的なものをシェア。

ぜ~んぶで1,034₨!

ガッタカレーとは、ひよこ豆の団子が入ったヨーグルトベースのカレーのこと。
野菜が採れにくい砂漠地帯ならではの名物料理みたいです。

辛さ控えめにしてもらったので食べやすく、おいしい◎
追加で頼んだパイナップルラッシーも甘すぎなくて、ちょうどいいデザートでした💓

リーズナブルだし、ここはおすすめ✨

ここまでが1日目、ランチの後は砂漠へ向かいました🚙💨

2日目はお城の外の観光へ

さて、砂漠のジョニーウォーカー(ラクダ)に別れを告げ、
町に戻ってきたのは翌朝10時半。

ガイドさんが買ってきてくれたこの日2杯目のチャイを飲んだら、まずは有名な人口湖へ🎶

ガディサール湖

写真で見るより水が浅い!

ここは、町を作ったジャイサル王が作った人工湖

昔は生活用水にも使われた貴重な水源。

その昔は、王や貴族たちがボートを並べて遊んでいたそうですが
現在は、手漕ぎボートやスワンボートに乗れます(笑)

かなりぎちぎち乗っていて面白い(笑)

ここからみる日の出や夕焼けが人気なんだとか。たしかに綺麗そう。

ティロン・キ・ポル

湖の入り口の2階建ての門。

有名な娼婦が建てたとされ、
当初は王に反対されたという逸話付き。

取り壊しされそうになって、門の上に神様の祠を作ったことで免れたそうです。

癖ありガイドは写真がべらぼうにうまい👏

ちょっと広角で撮るといい感じになります📸

ジャイサルメールは銀細工が有名

続いて向かったのは、町の中心方面に車で5分ほど走ったところにあるジュエラー。

シルクロードの交易地として栄えていた時代から、
宝石商が多く、何世紀も続くお店も多いらしい。

特にシルバーアクセサリーが有名らしく、
正直興味なかったけど、買わなくても大丈夫だし
歴史を知ることは重要だ、と言われて「たしかに~」と納得。

デザインから加工まで一族で全部やっているというお店「Om Prakash」に連れて行ってもらい、
銀はパキスタンから輸入していること、他より銀の含有率が高いことなどの説明を受けました。

地下のショールームみたいなところに案内され、
「指輪?ピアス?ネックレス?」何が欲しいの?とのこと。

いやあ、何も要らないんですけど…
まあ強いて言うなら指輪かなあ、というと
ザーッッっと商品の入った引き出しをひっくり返して「選びな」と。笑

一生懸命見たけど、日本で流行るようなデザインはほとんど無い
言い換えると、中学生が好きそうなデザイン多め

ちなみに料金は重さを量って計算。
まともなデザインを選び出し、料金を聞いたら結構高い(5,000円超)。

しかもハンドメイドだからか、同じデザインのものがあまりなく
旅の記念に元同期とおそろいにしたかったのに難しそう。

そこまで気に入ったわけでもないリングに
この値段は払えないなあ、と思い
チャイまで出してもらってまあまあ気まずかったけど、退店することに(;^ω^)

いやあ、出るの難しかった(笑)

バダバーグ

最後に向かった観光名所は王族の墓が並ぶ場所、バダバーグ
外国人の入場料は300ルピー。

ヒンドゥー教って一夫一妻制かと思っていたけど
この時代だから?王だから?奥さんが複数人いる人が多い。

慰霊碑に描かれている王より一回り小さい人たちは妻たち。

この人は3人奥さんがいたってことみたい

足元が不安定なので歩きやすい靴がおすすめ。

インド人もたくさん観光に訪れる、きれいな場所でした!

バダバーグの周りには、緑が広がっていて
なんだろうと思ったら、マンゴー果樹園らしい。
大昔に作られたダムが近くにあるそうです(見てないので現役なのか不明)。

ラストランチ

あっという間にもう13時。
空港に向かう前に寄ったのは、ベジ食でおしゃれなレストラン「D’Desi Aroma Pure Veg. Restaurant」。

スペシャルセットみたいな「Deluxe Thali」とMalai Kofraを元同期とシェア。

中東で食べたハンバーグみたいなコフタが美味しかった記憶があって
頼んでみたんですが、なんか全然別物が来ました(笑)
ちなみにマライは生クリームとかクリームを指すみたいです。

Deluxe Thaliについてきた、ベジタブルカレーがめっちゃ美味しかったのでおすすめ。

Deluxe Thali(有名なインドスイーツ、グラブジャムン付き)

途中一瞬停電もしましたが、
みんな気にしないのも面白い。

ほかのレストランと比べるとかなり高めだけど、
清潔で美味しくて、サービスもいい。
でもトイレに紙なかった!笑

ランチの後は空港まで送ってもらい、
その日はデリー経由でアグラまで移動しました。

予算、物価、チップについて

さて、気になるお金の話。

旅のロマンも大事だけど、財布事情はもっと大事。

今回ジャイサルメールでかかった主な費用はこちら👇

砂漠ツアー 二人で18,889円(天気保険付き)
ガイド2日間 二人で6,000ルピー
1日目ランチ 二人で650ルピー(ガイドさん分込み)
2日目ランチ 二人で1,895ルピー(ガイドさん分込み)
拝観料系  一人600ルピー

事前に払ったツアー代が一人9,000円強で、
現地で払ったのが諸々入れて、一人約5,200ルピー。

合わせて、日本円に直すと18,500円ぐらい。

参考までにデリー⇄ジャイサルメール往復(Air India)は14,190円。

ちなみに大きいスーツケースはデリー空港で預けて、
1日500ルピー×2日で1,000ルピー。

砂漠泊のみなら、空港預けはかなりアリ!

物価の体感

正直にいうと、ジャイサルメールの物価はデリーよりやや高いように感じました。

観光地価格+ガイドが連れていくお店補正があるのかも。

でもその代わり、清潔度と安心感は高め。
インド旅で「安心にお金を払う」って、わりと重要。

そしてチップ問題。

結論から言うとよくわからなかった。笑

インドはチップ文化あるはずなんだけど、今回は要求されず。

ガイドにも明確に請求されなかった。ガイド代決めて、とは言われたけど(笑)

ハヴェーリー案内の人とか
本当は渡すべきだったのかな?と今さら思うけど、
その場ではタイミング分からず(;^ω^)

デリーのガイドを頼んだ時に旅行会社から聞いた目安としては

・ガイド → 1日500〜1,000ルピー程度
・ドライバー → 200〜500ルピー
・レストラン → 5〜10%

みたいです。

強制ではないけど、「満足したら渡す」くらいでいいのかな~と思います。

まとめ

ジャイサルメール、想像以上に良かったです!!

砂漠と星空がメインのつもりで来たのに、
町の歴史と宗教の奥深さに持っていかれました
面白かった!!

黄金の城。
混ざり合う宗教建築。
豪商の邸宅。
攻められ続けた歴史。
そして妙にフレンドリーなガイド

全部セットで、記憶に残る町🐪✨

次に来るなら絶対に

・ジャイサルメール城の内部見学をちゃんとする
・満月の砂漠祭り(毎年2月)のタイミングを狙う
・もう少しゆっくり滞在する

砂漠祭りはデリーのガイドさんから聞いたのですが、彼は毎年行くぐらい楽しいそう。

総じて、おすすめ。

2月は気候もちょうどよくて正解だった。

夏は45度近くになるらしいので、命を守りたい人は冬推奨。

インドの中でも、かなり濃い町でした。

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